親知らずの抜歯
2022年12月2日
親知らずの抜歯は歯医者であれば一般的な処置となりますが、下の顎の骨の中には太い神経と血管が走っているため、実は事前の診査診断をしっかり行わないとリスクが生じることもあります。そのため、当院では通常のレントゲンの他、3次元で撮影できるCT装置を活用し、事前の診査診断をしっかり行っています。また、第2、第4土曜日の午前中には、口腔外科の先生も来てくださっていますので安心してお任せください。
「親知らずは何が何でも抜かなくてはいけないわけではありません。」
口腔内状況によっては、そのまま残しておくことで入れ歯やブリッジの土台にすることもできるといったメリットがあります。また、抜歯することによるメリット/デメリットもありますのでご紹介いたします。
- 親知らずを抜歯するメリット・デメリット
メリット
・ブラッシングがしやすくなり虫歯・歯周病予防になる
・親知らずが原因の口臭が改善される
・親知らずが他の歯を押すことで歯並びが崩れるリスクが減る
デメリット
・治療後腫れることがある(数日で治まります)
・抜歯をすることで空いた穴に食べ物が詰まる(約1ヵ月)
・手前の歯がしみる可能性がある
患者様によってお口の状態も様々なため、まずは歯科医師と相談の上、現状把握、そして親知らずを残した場合の利点や欠点を理解することをお勧めします。まだ親知らずが残っている、これから生えてくるといった方は是非お気軽にご相談ください。