朝ごはん、食べていますか?
2023年05月5日
新生活に慣れてきた方も多いこの時期、朝ごはんはしっかり召し上がっていますか?
厚労省の調査によると、20代の3〜4人に1人は朝食を食べていないという調査結果もあり、毎日の習慣となっていない方も多いようです。
朝食を食べるメリット
・1日のエネルギー源になる
人間の脳はブドウ糖をエネルギー源としており、これが不足すると体は動いても頭はぼんやりしているような状態になります。脳は睡眠中もブドウ糖を消費し続けるため、朝起きたときにはブドウ糖を補給しなければなりません。お米やパンなどの炭水化物には、ブドウ糖が多く含まれているため朝食には最適です。一日を活動的に過ごすためにも、朝食を摂ってエネルギーと栄養を補給しましょう。
・体内時計をリセットできる
人間の体内時計は、体温や血圧、睡眠を一日単位で調整しています。昼間は活動的に、夜は休息するようにリズムをつくっているのです。しかし、生活リズムが乱れると体内時計にもズレが生じ、体や心に強いストレスがかかってしまいます。朝食を食べることで脳と体を目覚めさせることは、生活リズムを整えて体内時計をリセットすることに繋がるのです。
・心も体も健康に
朝食を食べる習慣のある人は、そうでない人に比べて集中力の欠如やイライラすることが少なく、心が安定しやすいという調査結果も多くあります。栄養バランスのとれた朝食をよく噛んで食べることは、咀嚼筋の動きにより脳の血行がよくなり、精神を安定させるセロトニンという脳内物質の分泌が促進すると考えられています。
このように、朝食を食べることは心と体の健康のためにとても大切なことです。
毎日の朝食で、1日を元気に過ごしましょう。