あいうべ体操で口呼吸から鼻呼吸へ
2024年04月5日
今回は、口呼吸の改善のために行うトレーニングである「あいうべ体操」について紹介します。
口呼吸が癖になってしまい、鼻呼吸がし辛いという方も、あいうべ体操を習慣にすることで、口呼吸を改善することができます。いつでもどこでもできる簡単なトレーニングなので、ぜひ実践してみてください。
〇あいうべ体操とは?
あいうべ体操は、口呼吸改善のために考案されたトレーニングです。本来、呼吸は鼻で行うようにできているのですが、無意識のうちに口呼吸になってしまっている方も多くいらっしゃいます。口は呼吸をするための器官ではないため、さまざまな弊害が起こるのです。あいうべ体操を習慣化して、口呼吸の改善を目指しましょう。
あいうべ体操は、次の4つの動作をくり返します。声を出しても出さなくてもどちらでも大丈夫です。
(1)「あー」と口を大きく開く
(2)「いー」と口を大きく横に広げる
(3)「うー」と口を強く前に突き出す
(4)「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
(1)~(4)を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続けましょう。
〇あいうべ体操で改善できること
あいうべ体操を行い、しっかりと鼻呼吸を行えるようになるとどんなことが改善できるのかを紹介していきます。
- ・アレルギーの症状の改善
- ・感染症の予防
- ・うつ病などの心の病気の改善
- ・便秘などのお腹の病気の改善
- ・虫歯や歯周病の予防
このように、さまざまな病気の改善や予防が期待できます。そして口腔内の健康維持にも繋がります。口呼吸の場合、口腔内が乾燥し、唾液の分泌が減少してしまいます。そうなると、汚れを洗い流してくれる自浄作用をはじめとした、唾液の働きが低下し、虫歯や歯周病になりやすい環境になってしまうのです。そのため、あいうべ体操によって鼻呼吸を行うことで、口腔内の健康も保つことができるのです。
〇まとめ
あいうべ体操と鼻呼吸の大切さを紹介しました。無意識に口呼吸になってしまう方は、普段から鼻呼吸を意識し、あいうべ体操を日常に取り入れることで、口呼吸を改善していきましょう。