医院ブログ|清水歯科医院|ふじみ野市・鶴瀬駅近くの歯医者|口コミ・評判多数。

駐車場

〒354-0041 埼玉県入間郡三芳町藤久保849-21

049-258-7475

  • メール相談
  • web予約
キービジュアル

上手なおやつの取り方

2023年06月16日

むし歯を予防するには毎日の歯磨きやフッ素の活用が効果的です。しかし、3歳頃までは使用できるフッ素入り歯磨き粉の量も限られているため、おやつの取り方をはじめとする食習慣にも気をつける必要があります。

 

・甘いもの(遊離糖)の摂りすぎに注意

遊離糖とは加工食品に添加されている糖や、はちみつなどの自然に存在する糖の総称です。WHOによると、遊離糖の摂取量を1日の層エネルギー摂取量の10%未満に抑えるとむし歯になるリスクが低くなるとしています。理想は5%未満に抑えることです。3歳のエネルギー摂取量を1日1300kcalとすると、遊離糖の摂取量を5%未満とした場合、65kcal未満ということになります。糖質は1gあたり4kcalなので、3歳児の1日当たりの糖質の推奨量は16.25gということになります。この量を砂糖(大さじ1杯は9g)に換算すると、大さじ2杯弱です。1~2歳のお子さまであればその量はもっと少なくなります。

 

・なるべく避けたいおやつ

ジュースやスポーツドリンクなどの清涼飲料水には、想像以上に多くの遊離糖が含まれています。アメリカ小児科学会をはじめとする機関においても、1歳未満の子どもはジュース(野菜ジュースを含む)を避けるべきである、としています。また、キャラメルやスナック菓子のように口の中に長く残りやすいおやつや、飴やグミのようにだらだら食べになりやすいおやつ特に注意が必要です。むし歯の原因となる細菌が酸を出し続け、歯を溶かしてしまいます。

 

・遊離糖ではない糖はOK

新鮮な果物や野菜、母乳、ミルクに含まれる糖は遊離糖ではありません。果物や蒸したさつまいも、茹でとうもろこしのような加工をしていないものや、おにぎり、チーズなどの食事に近いものは栄養もあり、おやつとしておすすめです。

 

おやつの回数にも気をつけることが大切です。間食の回数が多いほどむし歯にもなりやすくなるので、おやつは1日1回、多くても2回までとしましょう。

また、毎日のおやつでは遊離糖の摂取量に気を配ることが大切ですが、誕生日やイベントごとなどたまに楽しむ分には気にせず美味しくいただきましょう。

ページを見る

フッ素入り歯磨き粉の使い方

2023年06月2日

フッ素(フッ化物)はむし歯を予防する効果が認められている成分で、市販されている約9割の歯磨き粉にも含まれています。

 

歯磨き粉に配合されるフッ素の量は国によって定められており、日本においては最大1500ppmFの製品が販売されています。歯磨き粉に含まれるフッ素の濃度が高ければむし歯の予防効果も高い、ということも考えられますが、飲み込みのリスクを踏まえて年齢別に推奨されるフッ素濃度や使用量は異なります。

 

・0歳(歯が生えてから)~2歳

この年代に推奨されるフッ素の配合量は1000ppmF(市販品でいう900~1000ppmF)です。1回あたりの使用量は米粒程度で、1~2mmを歯ブラシにつけて使用します。飲み込み量を最小限にするために、歯磨き後にティッシュなどで歯磨き粉を軽くふき取っても構いません。フッ素は大量に摂取すると毒性のあるものなので、歯磨き粉は必ず子どもの手の届かない場所に保管するようにしましょう。

 

・3歳~5歳

この年代に推奨されるフッ素の配合量は同じく1000ppmFですが、1回あたりの使用量がやや増えます。グリーンピース程度(5mm)の歯磨き粉を歯ブラシにつけて使用しましょう。この年頃になると自分で歯磨き粉を出したがるお子さんもいるかもしれませんが、自分で適正量がつけられない場合は保護者の方が行ってください。歯磨きの後には、歯磨き粉を軽く吐き出してから少量の水で1回だけうがいをします。

 

・6歳~成人・高齢者

この年代に推奨されるフッ素の配合量は1500ppmF(市販品でいう1400~1500ppmF)です。1回あたりの使用量は1.5cm~2cm程度で、歯ブラシ全体につけて歯磨きを行います。歯磨き後のうがいは少量の水で1回のみにとどめることで、フッ素の効果を最大限引き出すことができます。

 

むし歯を効果的に予防するには、就寝前を含めて1日2回の歯磨きを行い、フッ素入り歯磨き粉を効果的に活用することが大切です。

歯磨き粉の選び方などにご不明点がございましたら、ご相談ください。

ページを見る

知っておきたい入れ歯の清掃方法

2023年05月19日

入れ歯にも、歯と同じように食べかすやプラークが付着して汚れます。入れ歯を長く清潔に使うためには、毎日の清掃・洗浄がとても大切です。

 

 

汚れた入れ歯を使い続けると

入れ歯の清掃・洗浄が不十分だと、入れ歯に色素や歯石がついて劣化しやすくなるだけではありません。口臭や口内炎の原因になったり、入れ歯と接している粘膜が炎症を起こすこともあります。また、入れ歯が汚れていることによりお口の中の細菌が繁殖し、唾液を介して気管に入ると誤嚥性肺炎を引き起こすおそれがあります。誤嚥性肺炎は死に繋がる危険性のある疾患なので、特に注意が必要です。

 

入れ歯の清掃・洗浄方法

  1. 入れ歯の清掃には入れ歯専用のブラシ(義歯ブラシ)を使用します。ブラシは歯科医院やネット通販で購入することができます。
  2. 入れ歯は必ず外してから、手のひらの上でブラシで磨きます。部分入れ歯のクラスプ(歯にひっかける部分)などは特に汚れが溜まりやすいため、入念に磨くようにしましょう。歯ぐきに接する面を磨きすぎると摩耗して入れ歯が合わなくなる原因にもなりかねないので、軽い力で磨くとよいでしょう。洗浄の際には入れ歯を落として破損したり排水口に流したりしないよう気をつけてください。
  3. 就寝前には入れ歯洗浄剤を使用しましょう。水に専用の洗浄剤を入れて、入れ歯を浸します。洗浄剤を使うことによってブラシでの清掃だけでは落としきれない汚れや細菌を除去することができるので、1日1回は洗浄剤をお使いいただくことをおすすめいたします。洗浄剤に浸したあとは、浮き上がってきた汚れを落とすようにブラシで磨きましょう。

 

毎日を快適に過ごすためには、入れ歯の清掃・洗浄を行うとともに定期的に歯科医院での検診を受けることも大切です。入れ歯が合っているか、歯ぐきや粘膜に傷がついていないかなどをチェックしますので、お気軽にご相談ください。

ページを見る

朝ごはん、食べていますか?

2023年05月5日

新生活に慣れてきた方も多いこの時期、朝ごはんはしっかり召し上がっていますか?

厚労省の調査によると、20代の3〜4人に1人は朝食を食べていないという調査結果もあり、毎日の習慣となっていない方も多いようです。

 

朝食を食べるメリット

・1日のエネルギー源になる

人間の脳はブドウ糖をエネルギー源としており、これが不足すると体は動いても頭はぼんやりしているような状態になります。脳は睡眠中もブドウ糖を消費し続けるため、朝起きたときにはブドウ糖を補給しなければなりません。お米やパンなどの炭水化物には、ブドウ糖が多く含まれているため朝食には最適です。一日を活動的に過ごすためにも、朝食を摂ってエネルギーと栄養を補給しましょう。

 

・体内時計をリセットできる

人間の体内時計は、体温や血圧、睡眠を一日単位で調整しています。昼間は活動的に、夜は休息するようにリズムをつくっているのです。しかし、生活リズムが乱れると体内時計にもズレが生じ、体や心に強いストレスがかかってしまいます。朝食を食べることで脳と体を目覚めさせることは、生活リズムを整えて体内時計をリセットすることに繋がるのです。

 

 

・心も体も健康に

朝食を食べる習慣のある人は、そうでない人に比べて集中力の欠如やイライラすることが少なく、心が安定しやすいという調査結果も多くあります。栄養バランスのとれた朝食をよく噛んで食べることは、咀嚼筋の動きにより脳の血行がよくなり、精神を安定させるセロトニンという脳内物質の分泌が促進すると考えられています。

 

このように、朝食を食べることは心と体の健康のためにとても大切なことです。

毎日の朝食で、1日を元気に過ごしましょう。

ページを見る

顎関節症パート2 ~セルフケア~

2023年04月21日

「顎が痛い」「口が開かない」「顎を動かすと音がする」

この3つの症状に心当たりがある方は、顎関節症かもしれません。

 

顎関節症は2人に1人が経験するとも言われていますが、治療のために来院される患者様は非常に少ない疾患です。

 

顎の痛みがある場合には、次のような方法をお試しください

 

・咬筋のマッサージ

咬むときに使う筋肉である咬筋をほぐしてみましょう。マッサージをする場所は、顎のえらの角のすぐ脇あたりです。噛みしめると盛り上がるところを円を描くようにゆっくりとマッサージします。朝晩5~10分を目安に、少し痛みが出る程度の強さで行うとよいでしょう。入浴しながら行うと、筋肉も温まってほぐれやすくなります。

 

・温罨法(おんあんぽう)

痛む部分を蒸しタオルなどで温めてみましょう。筋肉の緊張がほぐれ、痛みの緩和が期待できます。蒸しタオルは水に濡らしたタオルを固く絞ってからラップに包み、電子レンジで500Wで30秒~1分ほど暖めると簡単に準備することができます。

 

・口の筋肉のストレッチ

口をまっすぐ上下に開くところまで開けます。そこから更に力を入れてゆっくりと10秒数えます。指を使って開いた口を支えても大丈夫です。これを朝昼晩それぞれ5~10回程繰り返しましょう。多少の痛みであれば継続していただいて問題ありませんが、強い痛みが持続するようであれば中断して歯科医院を受診してください。

 

顎の痛みには、今回ご紹介したようなセルフケアも有効です。

痛みや違和感が続く場合は、お気軽に当院までご相談ください。

ページを見る

当院では歯科用CTを導入しています

2023年04月18日

当院では正確な診断と安全な治療を行うために歯科用CTを導入しております。

CTとは、コンピューター断層撮影(Computed Tomography)の略で、X線を利用して身体の内部の断面を3次元的に画像化できる検査です。

断面を撮影するため、得られたデータでは撮影部位を輪切りにするように確認することができます。

最新機器であるため、歯科用CTを導入している歯科医院は約20%程度といわれています。

 

通常のレントゲンは2次元の平面画像です。

撮影した部位の大きさはある程度確認ができますが、深さや厚みまでは詳細に把握することができません。

 

 

こちらは歯科用CTの画像です。

歯科用CTでは3次元の画像情報により物体の情報を立体的に捉えることができます。

顎の骨の厚みや骨密度、骨の中に埋まっている歯の根の状態、親知らずに近い神経や血管の位置など、様々な情報を得ることが可能です。

この検査によって得られたデータは、インプラント治療、矯正治療、親知らずの抜歯、歯の神経の治療(根管治療)などに幅広く活用されます。

ページを見る

ラバーダム防湿について

2023年03月17日

ラバーダム防湿とは、むし歯や根管治療の際に、治療する歯だけを露出させるためにゴム状のシートをかける処置のことをいいます。特に根管治療において非常に有効で、治療箇所から唾液を排除することで、唾液中に含まれる細菌の感染を防ぐことができます。

 

ラバーダム防湿を行うことのメリットは以下の3点です。

 

・無菌状態がつくりだせる

・術野の確保がしやすい

・薬液の漏出や機器によって歯ぐきや粘膜を傷つけることを防ぐ

 

当院ではマイクロスコープも導入しており、これらを併用することでより精度の高い治療をご提供することができます。

 

アメリカなどの歯科先進国においてはラバーダムの使用率は歯内療法の専門医で9割以上、一般歯科医師でも5割以上といわれています。一方、日本においてはラバーダムの使用率は非常に低く、日本歯内療法学会の歯科医師に向けて行われたアンケート調査では、「必ず使用する」と回答した会員は約25%にとどまりました。非会員の歯科医師では「必ず使用する」は約5%であったと報告されています。

 

当院においては、みなさまにより良い治療をご提供するため、ラバーダム防湿を積極的に行っております。ぜひ、医院選びの際のご参考にしてください。

ページを見る

CAD/CAMとセラミックの比較

2023年03月6日

保険適用も認められるようになってきたCAD/CAMと、

自費診療でのセラミックにはどのような違いがあるのでしょうか?

 

CAD/CAMとは、コンピューターにより設計され、

ハイブリッドレジンというプラスチックが

主成分となる素材を使用して作られた補綴物(詰め物や被せ物)です。

CAD(キャド)というコンピューターにより設計を行い、CAM(キャム)により加工を行います。

設計から作成までを機械で行うため、保険適用も可能です。

 

金属でつくられた補綴物に比べて審美性に優れていますが、

全ての症例で保険適用ができるとは限りません。

また、ハイブリッドレジンは柔らかい素材であるため、

摩耗や破損が起こりやすく、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方にはあまり向きません。

また、材料の特性上プラークなどの汚れがつきやすく、耐久性もやや劣ります。

 

一方、セラミックは陶器のような材質です。

ひとつひとつ歯科技工士が手作業で作製するため、最高レベルのクオリティが保証されています。

また、色に細かくこだわって作ることもできるため、

隣の歯との区別がつかないほど審美性にも優れています。

セラミックは硬い素材なので割りたり欠けたりするおそれも少なく、

劣化もしにくいため、補綴物と歯の隙間からむし歯になるリスクも低いです。

表面が滑沢なのでプラークなどの汚れもつきにくく、ついたとしても簡単に除去することができます。

 

一見するとどちらも「白い補綴物」ではありますが、異なる点はたくさんあります。

それぞれの特徴をよくご理解いただいた上で、担当医と相談し治療方針をご決定いただければと思います。

ページを見る

こども医療費の受給が終わる前に歯科健診を受けましょう

2023年02月17日

今回は、中学校のご卒業を控えるお子さまに3月末までの歯科検診受診をおすすめする理由についてお話しします。

 

こども医療費の対象年齢と対象地域とは?

 

当院が所在する三芳町では、0歳から15歳までのお子さまを対象に医療費を助成する制度があります。医療機関で受給券を提示していただくことで、保険診療の一部負担金をご負担いただかなくても診療が受けられる制度です。お住まいが三芳町でなくても、埼玉県内にお住まいであればすべての医療機関が対象となりますので、どなたでもぜひお越しください。

 

こども医療費受給の期限

 

この助成制度が受けられるのは、0歳から中学卒業前までです。

ですので、中学校卒業を控えていらっしゃるお子さまは、この3月末までに歯科検診をお受けいただいたり、治療を進めていただくことをおすすめいたします。保険外診療(自費診療)や予防接種は対象外となっておりますので、ご注意ください。

 

中高生の予防歯科

 

中高生は部活や勉強で忙しく、つい歯磨きをサボってしまったり、食生活も不規則になりがちで、むし歯のリスクが高い時期であるといえます。基本的にはお子さま自身でお口のケアをすることがほとんどかと思いますが、正しく磨けていることを客観的に評価してもらうことも大切です。また、学校歯科検診ではむし歯がないかのチェックはできても、歯のクリーニングまではできません。ご自宅での歯磨きでは落としきれない汚れは、歯科医院での専門的なクリーニングが必要です。

 

毎日の丁寧な歯磨きと定期的な検診、歯のクリーニングで、お子さまご自身で歯の健康を守っていくことを意識づけていきましょう。

ページを見る

歯科衛生士の仕事

2023年02月3日

当院では予防に力を入れており
虫歯や歯周病の予防には、ご自身でのセルフケアが欠かせません。

担当の歯科衛生士が、お一人おひとりと向き合い、
磨き方の技術だけではなく、
食生活習慣や虫歯のリスク部位などの知識、
適切な硬さの歯ブラシや、患者さんの歯並びにあった道具など、
数多くの提案をいたします。

その後定期的なメンテナンスにて、専門知識を持った者が
患者さんと共にお口の健康を守ります。

ただただ歯を見ているだけではなく、顎、舌、口臭、噛み合わせなど
様々な視点からサポートいたします。

また、今まで虫歯、歯周病で歯を失ってしまった過去を振り返り、
今後どうしたら歯を失わないか、一緒に考える時間を大切にしています。

「過去の歯科治療でここが不安だった」
「ここが磨きにくい」
「いま使っている歯ブラシは私にあっている?」
など、お話しいただければと思います。

協力し合い、お口の健康へと繋げていきましょう。

ページを見る

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。 ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

  • メール相談
  • web予約

電話での問い合わせ

電話049-258-7475

医院の住所

〒354-0041 埼玉県入間郡三芳町藤久保849-21

診療時間
09:00 ~ 13:00
14:00 ~ 18:00

  • ※休診日:水曜日
  • ▲土曜日の午後は17:00まで

このページの先頭に戻る